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2025年老け見えしないために手放したい7つの言葉


 明けましておめでとうございます。

 

 無事、新年を迎えらえて歳を重ねられたことに感謝しつつ、老け見えしないために手放したい7つの言葉をピックアップしました。運動指導歴17年、たくさんの若々しい先輩方とレッスンをしてきて感じたことを書いています。私自身もそのように気をつけていることをシェアします。


1.「時間がない」と言わない


  どんなに忙しい状況においても、先にやりたいことの時間を確保しておかれています。

趣味の音楽鑑賞に行かれる時間、健康のための運動する時間、美容院に行く時間などです。

 

 自分だけで決めて実行しにくいものは、他者と約束することが有効です。

上記であれば、「チケットを購入しておく。」「パーソナルレッスンの予約をする」「美容院の予約をする」

などです。

 

 運動については、ある男性は「友人とジムへ行く約束をゆるくしている。」とおっしゃっていました。土日が休みの女性は休日に「ウオーキングの時間を友人とあわせる」という方法をとっていらっしゃいました。

 

 また、ある女性は週に3回グループレッスンを受けられていました。「もし別の予定が入っても、週2日は運動できるから」とおっしゃっていました。

 

 やりたいことをやれている充実感と、運動習慣を持っていらっしゃる方は生き生きとされています。

 


2.「忙しい」と言わない


 「忙しい」という字は「心を亡くす」と書きます。「心ここにあらず」だと、死んだ魚の目のようなお顔になってしまいます。

 小綺麗で若々しい方は親しい友人との時間を大切にされています。心地のよい会話は脳も活性化しますね。「忙しい」と言っていると誰からもお誘いがなくなってしまい、交流の機会を損失してしまいます。

 

 若いうちは何もしなくてもそれだけでキレイですが、中年以降は身だしなみはより大切になります。「忙しい」といって身なりを構わなくなるとオバサン街道まっしぐらになりますね。高級なものを身に着ける必要はないと思いますが、素敵だなと思う方は手入れの行き届いた洋服を着ておられます。

 

 自分や他人とかかわる時間は心を裕福にしますね。

 

 


3.「面倒くさい」と言わない


 やりたいことばかりで生活が成り立っているわけではないので、たいていのことは「面倒くさい」ことなのです。それをいちいち「面倒くさい」と言っていたら、何事も成し遂げられません。

 

 レッスンの最後にお片付けを手伝ってもらっています。「面倒くさい」と言わない方は、立ち上がるのが早いです。足腰が強いんです。歳をとると動作が緩慢になりますが、「面倒くさい」を言わないだけでスクワット力がつきます。

 さらに上をいく若々しい方は立ち上がり始めるのが早いです。これは腹の力です。

 

「面倒くさい」を続けていると、筋力トレーニングや瞬発力トレーニングの機会を損失してしまっているのです。


4.「どうでもいい」と言わない


 「どうでもいい」「どっちでもいい」は、選択すること、考えることをやめてしまったということです。脳を働かせていない状態です。使わない脳は老化していきます。自分で判断する癖をなくすとせっかくの考える力を鍛える機会を損失してまうことになります。

 

 また、「どうでもいい」という投げやりな言葉を聞くのは自分自身です。自分自身を大切に扱わずにいると、どんどん劣化してしまいます。大事なものは大切に扱いますよね。

 

 「一人暮らしだからどうでもいい」、「出かけないからどうでもいい」と言わず、玄関を綺麗に整えておく、とか、お気に入りの着心地のいい洋服を着たり、「どうでもいい」と言わなければ、ちょこっとでも日常動作が増えることにもつながるのです。

 

 


5.「わからない」と言わない


 スマホなど、デジタル機器は高齢になればなるほど、新しいことを覚えるのは大変になります。一瞬「わからない」

となりますが、そのまま放置しません。覚えるのには多少時間はかかりますが、「何度も、何度も、聞く!」という姿勢をもたれます。我が子に聞くと鬱陶しがられるので、わからないことは専門家に聞くのが一番の近道です。

「餅は餅屋」ですね。

 

 いつも、ぱっと動く私の友人。道が分からないときは、その辺にいる人に笑顔でたずねます。そのスピードが早い!

「わからない」ときは直ぐに聞く!という姿勢が大事ですね。悩む時間も短くなります。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということですね。

 


6.「どうせ」と言わない


 「どうせ」という言葉は自分を貶める言葉です。老け見えしない方は自己肯定感が高くなくても、自分を貶めるようなことはしません。

 

 長く生きてくると結果や成果にむすびつくまでには時間がかかるということを身をもって理解します。やったところで結果がでるかどうかは「神のみぞ知る」です。「どうせ」というとやる前からあきらめている状態なのです。やっても変わらないかもしれないけど、やらなかったら変わらないどころかマイナスです。

 

 老け見えしない人生の先輩たちからはこの言葉を聞いたことは一度もありません。

逆に若い人から聞くことの方が多いなと感じます。

 


7.「もう歳だから」と言わない


 年齢は誰でも平等に重ねます。歳を重ねることは悪いことではなく、当たり前のことなのです。その当たり前は実は当たり前ではなく、歳を重ねられることは「有難い」ことなのです。

 

 年齢なりに体力や気力は減りますが、今の自分にあわせてできることに「ちょっとだけ負荷をかける」ということをされている方が多いです。

 

 「今の自分」に合わせず、無理してしまうと身体を壊してしまいます。

 年齢ではなく、「今の自分」ベースに考えるとうまくいくようです。

 

 女性だと、30歳、40歳、50歳、75歳という歳にマイナス面を感じることが多いように思います。

最近では、還暦はわりと受け入れられてたり、あ、そうなんや。くらいにしかうけとめられていないように思います。60代は割と元気な方が多いです。これは更年期世代を抜けたことによるものではないかと思っています。

 

 節目、節目は大事にしたらいいと思うので、

「だったら、どうする?」と考え、運動を習慣にしていきましょう!

 

 運動習慣を持たれている方は、いくつになっても若々しいです。

 

 


8.まとめ


 ここまでをまとめます。

 

1.「時間がない」と言わない

2.「忙しい」と言わない

3.「面倒くさい」と言わない

4.「どうでもいい」と言わない

5.「わからない」と言わない

6.「どうせ」と言わない

7.「もう歳だから」と言わない

 

 いかがでしたか?当てはまる項目があれば、ぜひ手放していきましょう!

 

 身体や脳をしっかり動かし、いろんな体験をしていろんな人と楽しい時間を過ごしましょう!

 

 ぜひ運動習慣を!